茨城シクロクロス第2戦 取手ステージ(Akie)

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10月10日(祝)は茨城シクロクロス第2戦・取手ステージ&JCXシリーズ開幕戦。

 

地元・茨城、しかもいつもお世話になってる我が家のホームコースでの大会。茨城シクロクロスレーシングチームの一員として、運営スタッフに参加させていただいた。

 

何日も前からオーガナイザーによる会場準備が続けられていましたが、とにかく雨続き。私が設営に参加した前日も午前中は結構な雨。前々日から設営の皆さん、本当にお疲れさまです^^

レインコートを着て、草刈りしたり、コーステープを貼ったり、スタート・ゴールストレートのネットを貼ったり。

午後からは雨もあがって最後は夕焼けも出て。

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そして当日。さすがJCXシリーズ開幕戦。さすが定評ある大会。400人を超えるエントリーで会場は早朝から大賑わい。

 

配置は「受付」。あと「表彰周り」のサポート。このライダー数をさばけるのかーっという不安は、大会ボランティアリピーターの”スーパーお手伝い”スタッフの皆さんの参戦ですっかり解消。これまでの大会でのご経験を活かして、バシバシ準備を進めてくださる。もう、とっても頼もしい!こういうサポーターが存在すること自体が、この大会すごいなーと感嘆しきり。

 

また、今回は総務的な役割で、オーガナイザーの奥様が現場にいてくださったので、把握できてない点をすぐにお伺いできてとってもとってもありがたかった。

 

7時の受付開始から約25分くらいが、この日のピーク。受付スタッフ総出で(かなり必死で)対応にあたる。

第一レースが始まる頃には、受付のとりあえずの山は越える。

 

受付が流れに乗ったら表彰関係の準備。

リザルトをピックアップ→表彰状の名前書きをしてくださるスタッフに渡す、賞状のフレームを準備する→書きあがったものをセットする。並行して副賞を整える。

この大会は表彰式が午前1回、午後1回、それぞれまとめてあるので比較的余裕がある。スタッフの皆さんと分担してワイワイすすめる。

取手ステージでは1位には、パンで作られた優勝バスケットが準備されていて、なんとも素敵。城里七会中学校ステージでは地元野菜の詰まった大箱だし、こういうご当地系のステキ副賞はやっぱり盛り上がるな〜と思ったり。

 

チップ回収とその戻りの確認もたいがい受付で行う。ゴールで回収するチップ、DNSの方のチップに加えて、DNFになった方のチップも受付に届く。チップは紛失すると弁償金額がハンパないので、返却忘れがないか名簿と突き合わせながらガシガシチェックが進む。経験者スタッフさんがいると、ここのクオリティがとっても高くて、ありがたい限り。

 

C1は80%ルールがあるので、80%のコントロールのところにもチップ回収のスタッフを出す。この日は今シーズンの伝説のひとつになりそうな宇都宮ブリッツェン・小坂 光選手の悪魔的な快走による死屍累々。。。悔しいに違いない選手たちからチップを回収してまわるという、なかなかタフな役回りもベテランスタッフさんが担ってくださった。

 

個人的には失敗やら、思い至らない点も少なからず、すみませんっっということがいくつもあったが、現場をご一緒した皆さまのおかげで1日を楽しく過ごさせていただいた。

 

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手慣れたスタッフの皆さんの段取りであっという間に撤収作業もおおむね終わり。陽がなくなる頃に解散。濃密な1日が終わった。

皆さんおつかれさまでした!ありがとうございました!

 

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Photo: MC・牛さんこと須藤むつみさん、大会TDの須藤大輔さんのお写真をいただきました!ありがとうございました。おつかれさまでした<(_ _)>

 

 

 

茨城シクロクロス第2戦 取手ステージ(Shuntaro)

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日: 2016年10月10日(祝)
大会名: 茨城シクロクロス第2戦 取手・小貝川ステージ
会場: 小貝川
天候: くもり 涼しかった
結果: CK1 2位
コース: ショートコース

 

レース内容:
・スタートはU15→CK2→CK1の順番で並んだ。
・スタート後のストレートの間にCK2の速い選手の後ろにつけることに集中した。
・スタートはうまくできたと思う。CK2の最後尾列にいたすぐ前の選手が速かったので、ひっかかることなく前に出ることができて、CK2のRくんたちの後ろに入れた。
・スタートストレートの後のヘアピンで順位が確認できた。うまくいけたと思った。

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・ヘアピンから立ち上がってからは、試走でお父さんと作戦をたてたラインを走ったので、うまくついていけた。
・ギアはもしもの時のために3段くらい残して走っていたが、1周目の前半で後ろを確認したら、あおいちゃんがいて「うわ!」と思った。「ヤバい。今がもしもの時だ!」と思って、ガツン、ガツンとギアをあげて走った。あおいちゃん、はやっ

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・1周目はCK1トップのKちゃんについていけたが、後半から離れてきた。
・2周目の、シングルトラックになる前のところでCK1のYTくんが前に出てきた。後ろについたがなかなか抜きかえせるところがなかった。Kちゃんとはどんどん離れた。
・YTくんを抜かすならスタート/ゴールのストレートしかないと思ったので、後ろで待った。ストレートに入ったところでガーッと抜いた。
・YTくんと一緒に、その前を走っていたCK2のYNくんの前に出た。シングルトラックに入ったら抜き返しにくい。YTくんとの間にもう1人いた方が抜かされにくいと思ったので2人いっぺんに抜いた。
・あと1周しかないのに、Kちゃんがだいぶ先の反対側を走ってるのがちょっと見えてた。レースをあきらめたわけじゃないけど、追いつくには間に合わないと思った。後ろに絶対抜かれないようにしようと思った。

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・3周目、CK2のYNくんがこっちを抜きにかかるのはゴールのストレートに入ったところだと思ってたら、やっぱりそうだった。ゴールのストレートに入るヘアピンを立ち上がったところで抜かれた。そこまで逃げられていたから(抜かれて)残念だった。


・第1戦でアップ不足だったのを反省してちゃんとアップをやったので、アップは足りてたと思う。
・コーナーリングはス○ーマン先生に教わったことができたと思った。
・コースは七会中学校とは比べものにならないくらい簡単だった。だって、いつも走ってるコースだから。

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課題と次戦に向けての目標:
・Kちゃんに追いつけなかったが、タイム差は少し縮まった。今の練習ではまだ追いつける気がしないから、もっと練習して1位をとりたい。

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感想:

・いろんな人にいっぱい応援してもらってとても嬉しかった。

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 (本人へのヒアリングにより作成)

 

Special Thanks!

お写真は、Itoshi NARUSHIMAさん、Ken KURODAさんにいただきました。本当にありがとうございます!

茨城シクロクロス第2戦 取手ステージ(Kentaro)

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2016年10月10日(月)

 

JCX開幕戦となる、茨城シクロクロス第2戦取手ステージ開催。

前々日、前日と大雨がふり、当日の朝はコースの一部に水たまりが存在する状態でした。朝一番にレースがあったC3はなかなか荒れたコンディションだった模様ですが、C4Bはこの日最後のレース(15時!!)だったため、コースも大部分が乾いており小貝川のコース本来の性質であるパワーのいるハイスピードレースになりました。

前回の城里では悔しくもDNFとなってしまったため、スターティンググリッドは2列目に後退。とはいえこの日のレースが今年の初戦という人が大多数のため、下がったといえど悪くはない位置からのスタートです。ペダルキャッチもギアチェンジも悪くなく、自分としてはかなり順調なスタート。先頭集団の中で走りやすい位置を確保していい感じで第一コーナーに入れました。正直なところ、後先考えずに本気で踏めば最前列に出られた気もしなくはなかったですが、まぁそれだときっと半周もせずに失速したことでしょう(笑

前半のテクニカルセクションは、前日・前々日と設営を行いながらじっくりコースラインを研究したので落ち着いてコーナーを処理できました。ス◯ーマン先生に(息子と一緒に)教わったslow-in/fast-outの大原則をしっかり頭に入れて丁寧にコーナリングしていくと、驚くほど簡単に前走車との距離が詰まります。そのうちコーナリングのたびに前走車の尻をつつきまくる状態。テクニカルセクションの出口付近では10位台前半で走れていたのではないでしょうか。

しかし問題はここからです。コスモスの花は綺麗だけど、その合間を縫って走るコースは朝からのレースで十二分に練りこまれ、容赦なくパワーを要求する激重の泥。あまりに重い泥にまず心肺系が悲鳴をあげて一気に速度がダウンし、ここで4台くらいにパスされます。これほどの負荷に耐えられるほど心肺系が鍛えられていないため、テクニックではどうにもならない地力の差が出てしまいました。

このコースは直線もハイスピードな展開となるため、同様に地力が必要になります。コスモス畑を抜けてからの林を抜ける細かいコーナリングは綺麗に処理ができていたものの、バックストレートでジリジリと距離を離されてしまう。ピット前のヘアピンで距離を詰めて、ホームストレートでまた離される。・・・どんなに上手にコーナーを攻めても、これでは一度順位が下がったら二度と前には出られません。

2周目、3周目と同じようにコーナリングで前と差を詰めては泥と直線で離される展開を繰り返しつつ、直線で一人、二人と抜かれてズルズルと後退し、40人中23位でゴール。ちゃんとできていたこともあっただけに、悔しさが強く強く心に残るほろ苦い結果になりました。

 

今の自分に足りないものは明確で、高出力が必要な時にその負荷に耐えるための心肺、これに尽きます。なのでまずやることはインターバル練による心肺系の強化。また、単純な心肺系の強化だけでなくペダリング時の筋肉の使い方を変えていきます。大腿ではなく、腸腰筋と臀筋といった体幹を使うようにシフトすることで心肺にかかる負荷そのものを下げていきます。これはピーク負荷を下げる効果だけでなく、レース全体のスタミナの維持にも効果が大きいはず。

次のレースは今週末の前橋ですが、ここはパワーはあまりいらないけど平坦基調であまり重馬場でもないスピードコースなので、同じように高負荷に耐えてどれだけ踏んでいけるかが勝負になります。時間が短いのでいきなり心肺系は強くなりませんが、筋肉の使い方は意識して変えていけるはず。目標としては45%↑でのゴール、としておきましょう。

頑張るぞ!

茨城シクロクロス第1戦 城里町旧七会中学校ステージ(Akie)

9月26日(日)は、茨城シクロクロス第1戦&AJOCC2016-2017シーズンの開幕戦だった。

 

会場は茨城県城里町旧七会中学校。昨シーズンから茨城シクロクロスの会場になっているが、山あいに佇む廃校になった学校は趣きがあって、ステキな場所。
高台になっている学校敷地の傾斜やグランドをくまなくとって組まれたコースは変化に富み、観戦するにはとても楽しいステージだ。

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今回は今季発足の茨城シクロクロスレーシングチームの一員として運営スタッフに参加。「受付周り」と「表彰周り」を中心に担当させていただいた。

そして今回もこの「受付」には超強力な助っ人のみなさんが来てくださった。大会協賛の「常陽銀行」「筑波銀行」の方々、また城里町地域おこし協力隊のみなさんがボランティアとして参加し、前回大会に引き続き受付を担ってくださった。救護スタッフさんにも加勢いただいて、7:00に受付オープン。少しお待たせしたライダーのみなさん、すみません!でも、ボランティアのみなさんの対応力とライダーのみなさんのご協力のおかげで、7:30にはピークを越えることができた。

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前日までの雨はすっかり上がった快晴。気温もグングン上がり、湿気もあいまってなかなか過酷なコンディションの中、いよいよレースが始まると、チップ回収、表彰の準備、リザルトの貼り出しなどを受付のみなさんと協力してまわす。ケガをされた方が救護ブースに来られたり、落し物が届いたり。

 

そんな合間にも熱いレースを観戦。
そして、受付ブースの真向かいで焼かれていた城里町キングポークのスペアリブも(ちゃっかり)堪能。いや、うまかったです^^

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この日の最終レースはCK1とCK2。子どもたちの真剣勝負のレースは、実はこちらもとても忙しい。
・クラス混走
・周回遅れがたくさん出る
・そして、チップ計測ナシ
・しかも、小さなライダーたちの応援もしなくちゃw
というコンディションなので、レース中の着順確認からレース後の着順確定、表彰式までがとても慌しく、受付・表彰周りも総出でがんばる忙しさwww

大会TDのReady Go Japan ・須藤監督は、トップを捕捉するため、コースを見渡せる高い位置から指差し確認をし続けてくださったり。

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(Photo: Suzukiさんからいただいちゃいました。ありがとうございます!)

 

無事に全カテゴリーが終了し、スタッフ、ボランティア総出で撤収。17:00には会場のお片づけがだいたい終わった。みなさん、本当におつかれさまでした!

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帰り道、いい塩梅の入浴施設「ホロルの湯」で一風呂浴びた。城里町でのレース帰りにはオススメの寄り道先。リフレッシュして帰路についた。

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茨城シクロクロス第1戦 城里町旧七会中学校ステージ(Shuntaro)

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日: 2016年9月26日(日)

天候: 晴れ とても暑かった


大会名: 茨城シクロクロス第1戦AJOCC2016-2017シーズンの開幕戦


会場: 茨城県城里町旧七会中学校

コース: ショートコース 周長約340mのフルフラット、クリテリウム

結果: CK1 2位

 

レース内容:

  • 今季から茨城シクロクロスレーシングチームに参加。ニュージャージで走った。
  • この日の最終レースだったので、最後までドキドキ緊張していなければならなくて大変だった。
  • スタートはCK2、CK1の順で並んだ。スタートでは、CK2のゆっくり組を抜かして前へ出なければと思っていた。
  • スタート後、やはりスピードの遅いライダーにブロックされてしまったが、イン側があいて入れたのでCK2の上位グループを追いかける位置につけられた。
  • 砂場を越えるところで上級生も含めた自分の順位を確認できた。予定どおりで良かったと思った。
  • CK1のトップに3周までは着いていけたが、足も体もいっぱいいっぱいになって、ズルズル離れてしまった。
  • 最後尾ライダーからラップをし始めた時は、ライダーがふらつくことがあると思っていたので、一気に抜くことを心がけた。
  • ラップをし始めてからは、(自分が)調子に乗らないように気をつけていた。調子に乗ってしまうと、注意すべきことができなくなるので、ラップすると気持ちは舞い上がるけど、冷静でいるようにと思っていた。
  • CK2のRくんにラップされた時は「・・・・。」という(言葉にならない)気分だった。悔しかった。
  • CK2のHくんにもラップされて悔しかった。
  • CK2のYくんは途中までは抜かれずにがんばれた。最後までおさえたかったけど途中でやられた。
  • CK1のトップだったKちゃんの背中は見えてたし、途中で間が少しつまることもあったが、めいっぱいまわしてるつもりだったけど追いつけなかった。最終周回では、周回遅れのライダーを抜くのに手間取り、差が開いてしまった。
  • ゴールした時は「とにかくおわったー」と思った。そのくらい追いかけ続けてしんどかった。

 

課題:

  • アップが足りなかったと思う。3周目できつかったのはデッドポイントだったからだと思う。(※デッドポイントとセカンドウィンドは今回おぼえた)
  • 練習は全然足りないので、朝ランと小貝川練をちゃんとやりたい。

 

次戦に向けての目標:

  • 次は苦しくてもガマンしてついていく。

 

感想:

  • 初戦で表彰台に立てて良かったけど、やっぱり悔しいと思った。
  • 副賞で「道の駅 かつら」のお野菜の箱をもらえた。グランマにお土産で渡せて嬉しかった。
  • 今回も会場で食べたキングポークのスペアリブは超ジューシーで他にない味だと思うほど美味しかった。城里町のレースではまた食べたい。

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(Photo: Kashiwaさん  ありがとうございます!)

 

(本人へのヒアリングにより記述)

茨城シクロクロス第1戦 城里町七会中ステージ(Kentaro)

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2016年9月25日(日)

 

茨城県東茨城郡城里町 旧七会中学校にて、今季のAJOCC開幕戦となる茨城シクロクロス 第1戦が開催されました(ちなみに東海CXも同日開幕だったらしい。。。)。前日は雨だったのに、レース当日は見事な晴天!気温もぐんぐんあがり真夏が戻ってきたような1日でした。

冬がオンシーズンのシクロクロッサーとしては、こんなに暑い中でのCXレースはできればご遠慮したいところですが、コースは前日の雨の影響で良い感じに練られており、天気は晴天コースはドロドロ。CXレースを楽しむにはおあつらえ向きのコンディションとなりました。

 

自分のレースはカテゴリー4A。茨城シクロクロスレーシングチームとして初めて臨む公式戦です。ここまでにC1までの大人のカテゴリーレースは全て終わり、C4ライダーたちの泥の祭典が開催されます。

スタートは1列目。本来ならばラッキーであるはずですが、シクロクロッサー2年目入ったばかりのビギナーな自分としてはドッキドキ。コース脇にはためく常陽銀行さん、筑波銀行さんのノボリがいやでも自分が最前列にいることを意識させます。ですがここは必死で平常心。

スタート直後は舗装路からの上り坂。レース直前に◯ドーマン先生とした何気ない雑談で、ここで周囲に引きずられてダッシュしすぎると脚と心拍を削られ、平坦なグラウンドで脚が回らないという悲劇を引き起こすという気づきを教えられる(ヒント有難うございました)。なので落ち着いて前後左右を意識し、引きずられすぎず落ちすぎず自分の位置をキープしてキャンバーへ入ります。

このキャンバーは事前に念入りに歩き&試走し、どのラインが安全安心素早く走れるか何通りも頭の中にパターンを入れてあるので特に心配せずに走ります。前輪がスリップして坂のしたに滑りおちるのだけは注意。またキャンバー直後の階段は太ももをつかわず、腸腰筋と中臀筋を意識して1段飛ばしで焦らずあがる。ここも急すぎると脚を削られてしまいます。

グラウンドでは後ろからきた数人にかわされつつも、前から引き離されることなく淡々とコースをトレースします。前日の雨で泥が練られている箇所もありますが落ち着いてクレバーにを意識して処理。シケイン前の練られた泥はどうにもならず降車しますが、ここは降りると少し心肺を削られます。ちょっと苦しい。

次に舗装路からのダートセクション。ここも事前になんども試走してシミューレションした通り、最適なラインがすでに頭に入っています。やるべきことは、最適なラインを落ち着いてクレバーに最適な速度でトレースすること。ありがたいことに午後からは路面も乾き、最初の駆け上がりも特に問題なく乗車でクリア。

そのまま丁寧にダートセクションを抜け、学校敷地をぐるりと囲む砂利と深い草のダブルトラックを抜けると、そこは七会中学校名物の三角定規坂!下から見上げるこの坂は、何回みてもまるで壁がそそり立っているかのよう。坂の両端にはためく常陽銀行さんと筑波銀行さんの旗は、できるもんなら上がってみろと煽り立てているのかそれともさぁここが正念場だ頑張れと奮い立たせているのか、、、

個人的には、ここは直前の草地を抑えまくってでも乗車でクリアしたいと思っていたところですが、試走と違っていざ本番でチャレンジすると下から2/3くらいで心拍が上がりきってしまう。この坂は降車したほうがしんどいのに、、、わかっているのに乗車でクリアできないジレンマ。

降車して自転車を押したまま坂を登りきったときには心拍があがりきっていて、直後の下り坂を降りてホームストレートに差し掛かる頃には黄金のタレ状態。誰かがタレてるよーって叫んでる。。。そんなのわかってるよ!でも反論する呼吸の余裕もないわ(^^;

 

1週目は13位、2週目はタレてもなんとか17位でまわってきて、しんどいながらも自身の新記録となる20位↑を達成できる!と思っていたのに、最終ラップのグラウンド、シケイン前の泥でバイクを降りた瞬間になんと両脚の太ももが攣り、歩けなくなってしまいました。太ももが固まると脚が曲がらないのですね。その場から全く動けないので、両膝裏に力ずくでチョップをかまして無理やりに膝を曲げ、サドルに体重かけて姿勢を維持してそのまま30秒。タレていたとはいえ、後続にはかなりの差をつけていたはずなのにぞくぞくと抜かれていきます。中には一緒にC4で頑張っているライダーもいて、H山さんやM木さんに声をかけていただいたような気がするのですが、悶絶していてしっかり認識することも返事を返すのもままならず。。。

ここでリタイアか?と痛む両足と戦いながらしばらく休んでいたら、遠くからO内さんとK玉さんが「いけるいける!」「なんとか完走しよう!」「軽いギアで走りながら伸ばせ!」と応援とアドバイス。二人の声に力をもらって、萎えそうになった心を再度奮い立たせて、固まった太ももがなんとかほぐれたところで再スタート。最終ラップなのでせめて完走をとなんとか走り出したものの、さらに半周したところで駆け上がりを登るためにバイクを降りた瞬間、今度は右脚の太ももと裏側(大腿四頭筋とか中臀筋とかハムストリングスとかそのへん全部)がいっぺんに攣ってまったく動かなくなり、後ろからきた最終ライダーにも抜かれてしまいました。しばらく待っていても右脚は回復する気配を見せず、、、痛恨のリタイア。

 

SMART COACHING(スマートコーチング)でタバタ式のトレーニングを行いながらバイクの指導を受け、体幹を使った省エネ走行を意識し、自身最高位でのフィニッシュが見えていたのに、崩れ去るのは一瞬。正直、悔しくて涙出ました。 

両足の攣りに関しては、

  • マーシャル業務で歩きすぎた
  • 気温がぐんぐんあがって大量に発汗していたが、塩分の補給が全然足りていなかった

の2点が原因と分析。ライダーとしてコンディションコントロールがまだ未熟という事でしょう。この点は単純な事ゆえに、今後はしっかりと気をつけて行きたいところ。

1周目、2周目とタレていくのは、まだまだトレーニングが足りていないことがよくわかります。特に高負荷に耐える、またそこから回復する心肺系が全然弱い。引き続き、パワーアップよりも高負荷に耐える心肺を作る方を重視したトレーニングをしていく必要がありそうです。

 次戦は茨城CX第2戦かつJCXシリーズ開幕戦の、取手ステージ。勝手知ったる小貝川のコースですが、平坦フミフミコースゆえ、まさに今の自分が最も鍛えなくてはならない高負荷踏みっぱなしが大変重要なコースと想像。次回までにこの点をどこまで強化できるのか、またどれだけクレバーに省エネな走りができるのか、結果はこの2点にかかってきそうです。次戦の目標は、今回届きそうで達成できなかった「20位より上でゴールすること」といたしましょう。  

 

・・・動けるようになってから自転車を押してトボトボと本部に向かって歩いていくと表彰式が始まっていました。表彰台に立ったもの達だけが手にすることができる、大量の新鮮野菜が詰まった「道の駅 かつら」の白い段ボール箱。次か、はたまたその次のレースか、城里町で表彰台に立ってあの大量の野菜をいつか必ずgetしてやる、と強く思ったレースでございましたとさ。

(ちなみに息子はgetしてた。くっそー) 

 

写真はK原さんにいただきました。ありがとうございました。