茨城シクロクロス第4戦 MIZUTANI presents 土浦ステージ(Kentaro)

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Photo By Takashi SAITO

日:2018年2月25日(日)
会場:土浦市・佐野子
天候:曇
気温:寒かった

結果: C4C 38/46位

機材:

バイク AUTHOR X-CONTROL CHAMP

タイヤ IRC SERAC CX TUBELESS SAND

 

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Photo By Tomoaki HORI

 

関東のAJOCC公式戦の中では湘南CXと並んで屈指の踏み踏みハイスピードコース(※個人の見解です)である茨城CX土浦ステージ。貧脚な上に怪我で練習不足でたぷんたぷんなこの身体には過酷なコースプロフィールですが、いやいやサマタマウンテンあり(個人的に命名)砂利道ありキャンバーありでスキル要素も多分にあるはず!と自分を奮い立たせて走りました。

結果は落車と怪我の影響もあってラップされないギリギリの順位でなんとか完走。右足首を捻ってヘロヘロな自分のすぐ後ろに、まるで太陽のような爽やかな笑顔のコースクリアスタッフがいて、「大丈夫ですよ、落ち着いて走ってくださいね!(キラッ」などと声掛けいただきました。仮にも主催チームのジャージを着て走っているのに不甲斐なくて申し訳ありません(^^;;

今回のタイヤ選択はIRC SERAC CX TUBELESS SANDこれ一択。自分くらいの体重だと2.0気圧くらいが一番フィーリングが良くて、重めの芝生はもとより土が露出した路面でもグリップにまったく不安がありませんでした。SANDにはショルダーにブロックが入った新製品も発表されましたが、これはまた次の機会に。 

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Photo By Takashi SAITO

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Photo By Tomoaki HORI

・スタートダッシュから1コーナーの進入は下が砂利なので注意していた。コーナー進入時は集団の落車もなく出口に向けてスムーズに加速していけたが、その直後の直線で左前を走っていたバイクがおもむろに転倒し(原因はよくわからない)、前輪の前に滑るように転がりこんで来た。あまりに目の前過ぎて避ける暇がなく、足元をすくわれる形で自分も落車。あまり詳しくは覚えていないが前転しつつ左肩から地面に落ちた事は覚えていて、落下した直後の痛みが少し強くて復帰が少し遅れてしまった(後から聞いたら数メートルくらいは跳んでたらしい)。

この手の落車は下位カテゴリのレースではよくある事なので仕方ないと割り切って、相手の方の様子を聞いてみたらこちらも無傷とのこと。スタートスプリントの直後はみんな元気でスピードが出ているから、お互いに大事に至らず良かった。

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Photo By Kouji OKAMOTO

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Photo By Tomoaki HORI

・落車からの復帰では、単独走になりたくなかったのでとにかく早く前方の集団に追いつくことを考えた。サマタマウンテンにたどり着く頃には最後尾に追いついた。幸か不幸か最後尾付近はバイクが少なく渋滞していなかったので乗車のままクリア。体力消費を抑える事ができそのままさらに前の集団を追いかける事ができた。

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Photo By Takashi SAITO

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Photo By Tomoaki HORI

・2周目からは2/3くらいの位置にいる4人くらいの小さなパックに合流。現在の自分の脚力的にちょうどいいペースで走れるパックだったので、焦らず離されずを意識した。前に出ようとも考えたが、その前方のパックは全く視野に入らなかったため単独走は体力消費がキツイと考えて思いとどまり、お互いに前を引きつつ速度を維持して周回を重ねた。

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Photo By Takashi SAITO

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Photo By Kouji OKAMOTO

・最終周回に入り、せめて順位はこのパックの前で、、、と考えて前に出て引き離そうとしたところ、砂利道付近で前方に落車を発見。コースの真ん中だったので落車〜!た後方に声掛けして注意喚起をしてからコーナーに入った直後に前輪がズルズルスライドして自分も半分転んでしまった。転倒までは行かなかったが足つき手つきをしてしまったため、すぐ後ろにいたパックのライダーに抜かれてしまった。

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Photo By Takashi SAITO

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Photo By Kouji OKAMOTO

・距離を離されないうちに追いつく事ができたので、あらためてパック走行から前に出て…をやり直そうと考えた。そのまま付き位置でシケイン手前まで来たところで、なぜか左足のビンディングを先に外して跨ったまま足を着いてしまった。そのため右足をすんなり外す事ができず、焦って慌てて外そうとしてまだ捻挫が完治していない右足首を再度捻ってしまい、強烈な痛みで30秒くらい動けずに立ちすくんでしまった。その後何とかバイクにまたがって走り出したが痛めた足でのペダリングに力が入らず前を追うのは難しかった。せめて完走だけはと思ってなんとかゴールラインまで走った。

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Photo By Tomoaki HORI

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Photo By Takashi SAITO

・いつも左足降車の自分が、シケイン手前でなぜ左足を地面についたのか、理由を振り返っても未だによくわからない。
・ケガ、練習不足、落車と良い事が一つもなかったが、落車からの復帰では焦らず冷静にパックについて一定ペースで走る事が出来たのは唯一良かったと思える。

 

次回は最終戦のウグイスの里ステージです。
今度はC4も冒険の丘を登るタフな展開という事なので、右足の捻挫をこれ以上酷くしないように注意してランをこなすことと、せめて最後のレースくらいは50%程度でゴールできるように練習時間を確保したいところです。

 

写真は岡元さん、堀さん、齊藤さんからいただきました。

いつもありがとうございます。