東北シクロクロスシリーズ2017 第3戦 郡山ラウンド(Kentaro)

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Photo by masakazu abe

日:20171225日(日)

会場:福島県郡山市 大槻公園

天候:晴れ

気温:寒い

 

レース結果:

C4 19位/24人

 

機材:

バイク AUTHOR X-Control Champ 

タイヤ IRC SERAC CX TUBELESS

 

クリスマスはシクロクロス!今年も福島県郡山市、大槻公園にやってきました。茨城の寒さとは攻撃力が段違い。スーツの下にタイツを履こうとして、コンプレッションタイツしか持ってない事に気付き青ざめるなど(特別ルールでタイツは認められていますが、コンプレッションではないもの、という条件付き)。無い物は仕方ないので覚悟を決めて生足チャレンジ。怪我続きの今シーズン、久しぶりのレース参戦となります。目標は「怪我なくレースを終えること」(レベル低い!…とは思わずに、復帰戦だから焦らず一歩ずつと自分に言い聞かせつつ)。


スタートは最後尾だが、ここはスタートループが短く狭くカーブしており、昨年は派手な落車に巻き込まれたので、スタートスプリントは頑張らずに、焦らずはすらず着実に、を意識してスタート。ここでの差はたいしてつかないし、ついてもグラウンドで巻き返すチャンスはたくさんある。
C4Aは朝イチのレースのため路面は凍りついているだろうと想像していたが、1周目は予想通りグラウンドはカチカチに凍りついていた。重くはないがそのぶん前日試走でついた轍のトレースが難しい。油断するとタイヤを持っていかれて転ぶため路面をよく観察しながら慎重にラインを選んで走る。速度が落ちても転ぶよりは速いと割り切って。

何気にクセモノなのが、公園裏のキャンバーを過ぎてからの砂利の下りコーナー。一見するとグリップは良さそうで、また下り坂なのも手伝ってややもするとオーバースピードになりがち(事実、3台ほど前を走っていたライダーがコントロールを失って縁石に突っ込んでいた)。ここは注意して真ん中にある草を利用してグリップを稼ぎながら、コントロールできるギリギリで走る。それでもかなり気を使う場所。

昨年落車したコンクリートの坂の入り口は、土からコンクリートに出た瞬間にバイクを倒し込んでいると前輪を持っていかれることがわかっているので、ここは土のコーナーを回る時と変わらずあまり倒し込まずにコーナリング。坂は凍りついているので最初から降車でクリアしたが、登り切った堤防の上も凍りついているのは想定外だった。ギャラリーが大声で凍ってるよ!!と教えてくれて助かった。気付かずに乗車して転んでいたかもしれない。

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Photo by masakazu abe

 

2周目からは、凍りついていた土が嘘のように緩んできて泥のコンディションへと移行。前の周回は気を使って轍のトレースをしたところが、今度は自分で轍をつける柔らかい土の路面に早変わり。走りやすさではこちらの方だが走っている最中にこんなにコンディションが変わるのは初めての経験。さっきまで凍結していてスリップを気にしていたコーナーはのきなみ泥でぬかるむコーナーに。このコンディションなら前を走っているライダーもかなり落ちてくるに違いないと思い、転ばない丁寧なラインどりで走る。
3周目は完全に泥。グラウンドは走ると沈むマッドコンディションになり、後輪荷重でパワーをかけて走る。レース&練習不足で心肺が持たないため、逆に脚は残っていて泥のグラウンドは意外と楽に走って行けた。転ばない事を意識して走っていたら前から2人ほどライダーが落ちてきて3人パックになった。個人的には2人の前でゴールしたかったが、復帰戦でシンドい最終周回をパックでゴール前までまで引っ張ってもらったところが限界でゴール前スプリントに張り合う力は残ってなかった。

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Photo by masakazu abe


今回は2ヶ月くらい間があいた復帰戦だったので、目標通り転倒せず怪我もせずレースを終えたのでその時点で及第点。転倒しない走り方を意識した事で、考えなしに全力で走るのではなく逆にレース全体の組み立てもうまくいき、後半にかけてビルドアップ気味に走れた事も良かった。次回は真っ当なレースができるよう練習時間を確保したい。目標は60%以上でゴール。

写真はMasakazu ABEさんにいただきました。いつもありがとうございます。