前橋シクロクロス第2戦 岩神緑地(Kentaro)

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2017年1月23日(日)

レース:前橋シクロクロス第2戦

天気:晴れ

コース:前橋市岩神緑地 特設会場

結果:C4A 23/57位

前橋シクロクロス第2戦。

前回レース開催後、「ガルパン前橋はいいぞ」という評判がじわじわと広がり、今回の参加者はなんと300人以上!自分が参加するC4は気がついたら2レースに分かれており、これだけで100人以上の参加者。

前橋シクロといえば砂、階段、ドロップオフ、芝の高速エリア、芝のキャンバー、BMXのバームとリズムセクション、土のキャンバー、荒地とコースコンディションを並べるだけでもワクテカしてしまう、変化に富んだ大変楽しいコースです。それにCycleclub.jpさんの行き届いた運営が加われば否が応でも評判は高まろうというもの。個人的にもこの岩上緑地のコースは楽しく走れて好みのコースだったりします。

肝心のレース結果は23/57位。上位40%となり前回レース後に設定した50%以上ゴールという目標はクリア。ついでに自身のレース成績としては最高記録です。今回のレースでは、「無駄に気負って平常心を失い失敗する」という前回までの反省を踏まえ、終始冷静に自分のレースをすることを意識して臨みました。内容的には足攣りにより3周目後半と最終周は大ブレーキをしてしまい、ペース的にはもう少し余裕があっただけに少し悔しい結果となりました。

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 ・エントリーを頑張ってくれた妻のおかげで、ゼッケンナンバーはエースナンバーの1。スタートは1列目のど真ん中。最高のスタート位置をもらうことができた。自分の実力では後半に向けてずるずると落ちていくことはわかりきっているが、1周目に先頭近くで走れるということはつまり大混乱に巻き込まれずに前でレースができるということに他ならず、大変有利な走りをさせてもらえた。

・スタートはペダルキャッチもうまくいき、その後の加速もスムーズにいくことができた。左側にいたゼッケン2番と先頭争いをしながら砂に突入した。前橋にはスタートループがないが、もしあったらホールショットを狙えたかもしれないなどと少しだけ妄想。しかし砂は固く固まっておりなおかつ畝がつくられていて跳ねまくるため、ここで後続車2台くらいに抜かれる。階段を登ったところで4位となった。心拍が跳ね上がったため、土手の上は前車についていく感じで少しペースを整えつつ走った。

・土手からのドロップオフ(土が掘り起こされている)は、最初から降車と決めていた。イン側にみんながつくったラインが明確に見えていたため、奇をてらうことなく降りてラン。最後少し下りの部分で乗車して加速分を稼ぐ。

・ここから芝の高速エリアなので重要なのはライン取りとミスのないライディング。すでに後ろから後続車が追いすがっている音が聞こえるが、あえて無視して「冷静に自分のレースを」心がける。このあたりレース経験の少ない自分にはまだまだ努力が必要な部分だが、今回は後ろからのプレッシャーに気負うことなくしっかりと目の前のコースに合わせたラインを選択することができた。上下に蛇行する芝のキャンバーを抜けてBMXのスタートヒルまでなんとか先頭パックを追いかけて行くことができた。

 

※余談ですが、レース前日にパパ友にお願いして連れて行ってもらったボルダリングとロープクライミング(15m)の初体験が、平常心を保つためのメンタルトレーニングとして大変効果的でした。

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15mのロープクライミングといえば高さでいえば地上3Fを超えますが、そのような高さの壁をハーネスとロープ一本で登っていきます。経験者にとってはどうってことないのかもしれませんが、この日初体験の素人は、横や下をみたらもう恐怖でそれ以上登れなくなってしまいます。。。

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どうやって克服するかというと、「目の前の壁と足場をみて、これをどうやって登るかだけを考える」ひたすらこれに終始するのです。ものすごい高さとか、はるか下にみんなの姿が見えるとか、3Fフロアの様子が足元に見えるとか、そういったことは「あえて無視する」。これが平常心を保つために大変効きました。

・BMXのスタートヒルの登りは試走ではなんども挑戦してその度に成功していたが、本番では登りきれなかった。試走時とレース本番までの間に何レースもあったので、土が掘り返されて柔らかくなり、段差もできていたことが原因。初見で上手に対応しきれず、坂の頂上付近で足つきすることになってしまった。ただ、足つきすることよりもそのあとのリカバーに時間がかかっていた事の方がレース的にはもったいないので想定外に降車した場合のリカバーは練習しておきたい。

・BMXのリズムセクションは得意なので、先行車においついたり後続車を引き離したりする絶好のパート。今回も上手にクリアできていたので詳細は割愛するが、どこのコースにいってもこういった「得意パート」を持ってレース中に勝負をかけられるようにしておきたい。

・荒地のセクションは砂利パートがあったり硬い轍があったりで気を使った。終始冷静に丁寧にを意識し、後続車を「あえて無視」しながらベストラインをトレースすることに集中した。ここ数戦はこのようなエリアでプレッシャーに負けてスリップダウンすることが多かったので、うまくこなすことができたと思う。

・2周目にかけては、自分よりも実力が上のライダーが後ろからどんどん上がってくることがわかっていたので、接触しないこと・無用に譲らず自分のレースをすること、を意識して走った。苦しいながらも焦らず平常心で走ることでスリップダウンしたりラインを大きく逸脱したりすることなく、大崩れせずにこなしていくことができたと思う。ただ、心拍が苦しくなってきたりしたときにどこでペースを整えるのかの組み立てはもうすこし考えた方が良いと思った。基礎体力がなさすぎるのでベースアップするのは大前提ではあるが、現状もっている力で少しでも上位で走るためにはどのように省エネ走行すべきか、その点はコースの試走で意識するようにしたい。

・3周目の芝のキャンバーでスリップして足つきした際、伸ばした足のハムストリングスが攣ってしまった。その後のシケインクリアのために降車した時は反対側の足も同様に攣ってしまった。スタートヒルをなんとか登ったものの、乗車して無理やりペダルに足をはめ、体重をかけて筋肉を伸ばすためにかなりのタイムロスをしてしまった。また足攣りがあるので後半部分と4周目は積極的に踏み込むことができず結果としてここが大ブレーキになってしまった。自分的にはイーブンペースで走ってくることができたこと、心拍もまだこのペースを維持できそうだったことから、大変悔しい思いをした。

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最終的に自身の最高成績ではあったが、すこし悔しい結果となったため、次回のレースはいまの実力をちゃんと出し切れるように準備をしたいと思います。

次のレースは

・順位50%以上を維持

・20位以内

を目標にしたいと思います。