Rapha Super Cross NOBEYAMA 2016 (Kentaro)

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Photo By Ken KURODA

 

日: 2016年11月27日(日)
大会名: Rapha Super Cross Nobeyama 2016
会場: 野辺山 滝沢牧場
天候: 曇
結果: C4 65/103位
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野辺山は、シクロクロスの聖地と言ってもいいかもしれません。数百人規模の奇特な人達が滝沢牧場に集い繰り広げる泥の祭典。今年も観客の皆様の期待通り、チョコレート色のお祭り騒ぎが繰り広げられました。
パワーとスキルの両方が必要な高レベルのコースプロフィールですが、出走人数やコースコンディションなど実力以外の要素が多分に順位に影響するので、下位カテゴリについては実力と順位がシンクロしない部分があるのも野辺山の特徴かもしれません。もちろん最終的な順位は気になるけれど、さて去年の自分と比較してどれくらい進化したでしょうか。

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Photo By Kouji OKAMOTO

以下、レースレポート。
・とにかく接触落車が多いレースなので、事故らず最後まで走り切る事を最優先と考えて臨んだ。
・スタートからの第一コーナーは大混乱と接触落車が予想されたので、無理して突っ込まないと決めていた。監督のアドバイス通り、いつでも足を外せるように意識していた。結果的に自分は絡まずに済んだが、すぐ右前にいたライダーがドカンとかガチャンとかそんな感じの音と共に追突し、5,6台巻き込んでアウト側に吹っ飛んで行った。野辺山怖い。

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Photo By Kouji OKAMOTO
・ゴールゲート前で後ろから来たライダーにアウト側から接触された。自分はなんとか立て直したが、向こうはさらにもう一台を巻き込んで吹っ飛んで行った。走る前に心がけていた事故らない・接触落車に気をつける意識が良かったと思う。やはり野辺山怖い。
・C4の時間帯の泥セクションは水分が多く、思ったよりも軽かった。軽すぎるギアを踏んでしまい、タイヤが空転するシーンも多かった。無駄に体力を使ってしまった感があるので、スリッピーな路面でのトルクの掛け方は研究が必要。

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Photo By Kouji OKAMOTO
・オフロードセクションの出口、舗装路の入り口のコーナリングスリップダウン。事故らない事を意識していたが、舗装路だからと油断があって入り口に敷いてあったマットを見落とした。落車と同時にチェーンも落ちたため、レース復帰までにたっぷり40秒、10人以上に抜かれた。大変もったいない事をしてしまった。
・課題の持久力は、トレーニングの甲斐もあり回を重ねるごとに着実に伸びて来ている実感がある。特に今回はコースの半分以上を泥が占める重馬場だったが、タレずに最後まで踏んでいけた。この点は良かった。

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Photo By Kouji OKAMOTO
・泥の上でも落車すると激しくタイムロスすると思い、極力乗車を心がけた。スリッピーな泥の上では荷重コントロールを常に意識し、前輪スリップに常に対応できるように走った。実際、前輪はなんどもスリップしたがその度にうまくカウンターで処理することができ、転ぶことなく乗車で行けたので、スリップダウンによるタイムロスはかなり避けられたと思う。この点も良かった。

昨年は 75/97位・10分40秒〜11分ちょうどくらい。今年は65/103位・9分40秒〜50秒 くらい。アスファルトスリップダウンして40秒くらいはタイムロスしての結果と考えると大きく成長できているなぁと思う。

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Photo By Kouji OKAMOTO
この結果は自分的にも大変励みになる。引き続きトレーニングを続けて持久力を伸ばして行きたい。

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Photo By Kouji OKAMOTO

黒田さん、岡元さん、写真ありがとうございます(^^)