a.b.c.cup in 幕張海浜公園Vol.72 ハロウィン大会(Kentaro)

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2016年10月23日(日)

レース:a.b.c.cup in 幕張海浜公園Vol.72 ハロウィン大会

天気:晴れ

コース:幕張海浜公園

結果:バリバリ・エンデュランス60 21/43位

 

去年の初夏、息子が骨折する直前に参加して以来およそ1年半ぶりくらいのa.b.c.cup。本当に久しぶりでちょっと懐かしさを感じました。

今回はAJOCC配下のCXレースではなくJMA管轄となるMTBレース。なのでチーム名も茨城CXではなく家族チームであるDoroKID TSUKUBAとして参加。水玉ジャージで参加するレースも久しぶりでちょっとニヤける(笑。

出走はバリバリ・エンデュランス60。自分としてはバリバリ走るほど走力に自信がないので、午後に予定されているゆったり・エンデュランス60で十分だったのだけど、大人のソロ参加は不可。ゆったりの方はソロで走る子供達もたくさんいるので、大人がガチで走ると速度差があって危険ということらしい。それはまぁ確かにごもっとも。

今回の目的は「タレてもいいから60分間を踏み続けてフィニッシュすること」。順位は二の次で、CXのための「レース強度の練習」を主眼として参加。なので車種もMTBではなくCX。後から聞いたところによるとCXでの出走は43台中4台だけだったらしい。

MTBのレースなので、重量級の車種が揃うスタートは当然ながら動きが重い。ここは前走の動きを伺いつつ、CXらしい軽やかな加速で合間を縫いつつ前に出て自分の位置をキープします。ここから60分走るので初期位置はあまり意味を持たないのだけど、1周目で変な落車やトラブルに巻き込まれて体力を消耗するのも馬鹿らしいので、走りやすい位置を早めに確保して巡航へ。

試走では、コース状況を見ながら焦らず走って4分半くらいだったので、レース速度は4分前後くらいかなーと予想してピットの嫁さんにもそう伝えてあったのだけど、いざ始まってみたらいやいや考えが甘かった。ちょ、ちょっとこの速度でみんな60分もつんかい?!とビビるくらいの速さでレースが展開していく。さすが、運動強度が違います。・・・って、これをやるために参加したようなもんだけど。

CXに乗ってる以上、砂利も段差も駆け上がりもドロップオフもバイクの性能ではなくテクニックで走るのがシクロクロッサーであると周りに見せつけなくてはならない(と勝手に思っている)ため、MTBに比べて細いタイヤのCXバイクでもスリップダウンは「絶対に」許されません。幕張海浜公園は乾いてグリップもしやすい路面ではあるけど、ところどころ砂が浮いていたりするところはあるので「高速で」「テクニカルに」クリアするには格好の練習台です。実際に前輪も後輪も幾度となくスリップしましたが、何度も走っているうちに積極的にスリップをコントロールする術がわかってきます。これまたCXで戦うときには大きな武器になりますね。

1周のラップタイムは試走に比べて1分以上早い3分19秒。これにはさすがに嫁さんもびびったらしく、途中でヘロヘロとタレてレース強度を維持できなくなるに違いないと思ったらしい。何より他ならぬ自分自身も同じことを思っていて、どこまでタレずに耐えられるかが勝負だなぁなどと考えながら走っていました。60分のレースなので、1周のタイムが3分20秒を維持するとおよそ18周になりますが、結果としては最後までタレることなく3分20秒〜25秒くらいを維持したまま18周を走りきることができました。途中2回のピットストップを挟んでエネルギーと水分を補給したものの、このストップでのタイムロスが50秒+30秒でおよそ1分20秒。リザルトからみると、ピットストップがなければあと5位くらいは上の順位でゴールできたかもしれません。

 

CXレースではないので順位に対する反省は特にないですが、今回も気づいたことを箇条書きで。

・スマートコーチングのタバタ式トレーニングがやはり効いている。レースをやるたびに持久力が伸びている実感がある。

・同じくスマートコーチングで教えていただいている体幹を使ったペダリング(腹直筋の下部と中臀筋を使う)のおかげで、60分踏み続けられるようになっている。

・タレずに走るための走り方、メンタルの保ち方について自分なりのメソッドを確立できつつある。

・あいかわらず心肺系の弱さは目立つ。

・CX乗りでありながらオフロードの乗車テク(特に高速でのターン、スリップコントロール)にまだまだ改善の余地がある。

 

オフロードをレース強度で60分間走り続けたのは今回が初めてで、大変貴重な練習機会になりました。今後も、CXの公式戦ではなくても長い時間走れるレースには積極的に参加して、体つくりを進めていきたいと思います。

 

p.s. ちなみに先頭からは3ラップ差。速い、速いです!ラップされる時は、後ろから来た先頭パックの勝負の邪魔をしないように左によってコースを開けるのですが…Aくんの背中を見送る回数が3回目を数えた時、もうレースやめようかと思いましたヽ(;▽;)ノ

N島さん、Aくん、おめでとうございます!\(^o^)/